「銀ちゃん!」って呼んだら「あん?」って返事をした。
「メガネ!」って呼んだら「何?」って返事をした。
すぐ側にいて、すぐ返事をしてくれて、すぐ振り向いてくれる・・・・・・・・・けど?
どうしてこんなに・・・・・・・・・・・・・・チクンとするのかな?
かえりみち
買い物の帰り道。
今日は銀ちゃんと新八も一緒の帰り道。
少しだけ入った収入で、銀ちゃんはドーナツを買って、私は酢昆布を買って、新八は夕飯の買い物をした。
3人で一緒の買い物がめずらしい訳じゃないけれど、なんだか私はすごく楽しい。
「そう言えば銀さん?昨日のあれ・・・・・・・・・」
新八はそう言いながら銀ちゃんと話をしてた。
だからどうって事はないけれど。
「あぁ〜・・・・・・そう言えばすっかり忘れていたな?」
銀ちゃんも新八の相手をしている。
だからどうって事はないけれど。
「何の話アルカ?」
なんとなく・・・・・・・なんとなくそう2人の間に入ってみたかった。
「ん?お前昨日はさぼってて知らないんだっけ?」
銀ちゃんがそう言って恨めしそうな顔をした。
「いや違いますよ?銀さんが頼んだ仕事していて知らないんですよ?」
新八がそう言って銀ちゃんに向かってあきれた顔をした。
そしてまた・・・・・・・・・・・・・・・・2人は[昨日の話し]をし始めた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ちょっとだけチクンとした。
「ねえねえ銀ちゃん・・・・・・・・新八ってばね?昨日ね?」
なんとなく2人の会話に入ってみようと思った。
別になんとなく思っただけだけど。
「ん?どうした?」
「やだなぁー神楽ちゃん・・・話さないでって言ったのにぃ・・・」
そんな事を言って新八はガックリと肩を落とした。
なんだかホッとした。
「でも銀さんだって?」
「あん?俺は別に・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
またちょっとだけチクンとした。
2人はまた互いに顔を見合わせて話し始めたから。
チクンとするのは嫌だよ・・・・・・今度はどうやって間に入ろうか?
そんな事を考えていたら・・・・・・・
「神楽ー何やってんだよ?早くこい・・・」
「神楽ちゃん聞いてよ銀さんだってね?」
少しだけ離れてしまっていた私に、2人はすぐに振り向いてくれた。
立ち止まってくれた。
名前を呼んでくれた。
手招きしてくれた。
銀ちゃんと新八の自然と開いた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一人分のスペースが目に入った。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・お前らが歩くの早いんだよ?人生そんなんじゃいけないネ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・お前に言われたくないわ・・・」
「人生って・・・・・・・・・・神楽ちゃん僕よりも年したでしょ?」
あれ?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もうチクンとしないネ?
END
======================================================
何が言いたいんだかさっぱりわからん内容になってしまったです(おい)
一応、銀ちゃんや新八の神楽に対しての愛情とか、神楽の2人に対しての気持ちとかを
書いたつもりだったんですが・・・なんだか微妙(汗)
TOP Novel